【大丸梅田店 9階高級筆記具売場】万年筆✒︎ってどんなペン?初めてだけど使ってみたい‼︎という方に…万年筆の特長についてまとめてみました🌞
・万年筆✒︎の原型は紀元前のエジプトで発明された葦の先端を鋭利に削り作られた葦ペンと言われています。その後、鳥の羽を加工した羽ペンや金属製のペンなど、試行錯誤を重ねる中で、現在のようにインクを内蔵し持ち運べる万年筆の基本構造が完成しました。
・ペン先は金属の板から切り出して成形されます。
・ペンポイントと呼ばれる先端部分には非常に硬く、摩耗に強い金属であるイリジウムが取り付けられ、インクの通り道である切り割りが入れられます。そして、ペンポイントは滑らかに磨きあげられます。
ペン先の裏側にはインクをスムーズにペンポイントに送り届け、インクを蓄えるための部品であるペン芯が取り付けられます。
・ペン先には主にステンレスか金が使用されています。ステンレスは比較的安価で、初めて万年筆を試してみたい方にはおすすめの素材です。ステンレスは金よりも硬めの書き味になりますが、ボールペンに慣れている方には柔らかめの金ペンより使いやすい場合もあります。
一本一本のペンポイントに磨きをかけているため、ペン先それぞれに個性があり書き味も異なります。
万年筆を扱っている店舗ならほとんどの場合お試し書きができますのでご自分に合ったペン先を選ぶことができます。
使いながら自分の書き味にさらに馴染んで自分だけのペンに育てることができるのも万年筆の大きな長所です。
・万年筆✒︎にはカートリッジ式、両用式、吸入式の3種類があります。カートリッジ式は、メーカー専用のカートリッジインク(使い捨てインク)を差し込んで使用します。両用式はカートリッジインクを差し込む部分にコンバーター(吸入器)を取り付けても使用できるタイプで、現在最も一般的な形式です。
カートリッジ式万年筆のインクの入れ方
両用式のインクの入れ方
吸入式のインクの入れ方
吸入式は軸全体が注射器のような構造になっており、カートリッジ式よりも多くのインクを吸入することができます。
カートリッジインクとは異なり、吸入式ではどのメーカーのインクでも使用できる利点がありますが、インクは化学薬品であり他メーカーのインクと混じったり、軸の素材との相性の悪さで問題が起こる可能性があるため注意が必要です。
カートリッジ式、両用式万年筆の洗い方
吸入式万年筆の洗い方
・万年筆✒︎のインクは水性であるため、キャップを閉めていても水分が蒸発し、色の成分である粒子だけが残り書けない状態となります。
使っていてインクが出なくなった場合は水にペン先を浸して万年筆の内部を洗浄し、その後再びインクを入れてお使いください。
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大丸梅田店、9階東側エスカレーター横、高級筆記具にてお取り扱いしております。
この機会に是非ご来店くださいませ🌞