🌰大阪府立豊中高等学校 能勢分校だより Vol.05🌰
みなさん こんにちは♫
おいしい情報を発信する食いしん坊のチーボです♪
10月のイベントまでの間
豊中高等学校能勢分校 食農流通コースの生徒さんに学校紹介を含め
農場のこと、地元能勢町のことなど
色々な情報を
【能勢分校だより】
として発信していただきます🍀
では早速【能勢分校だより Vol.05】です!!
こんにちは!食農流通コース3年の加地、三上です。
私たちは、自分たちで育てた生産物で加工品も作っています。
生産物はそのままで販売できるように栽培しているのですが、そうなると味はもちろん見た目も大切になります。
やっぱり大きさや形、色づきも良くないと販売できません。なので、そういったものは捨てずに、使えない部分を取り除いて加工の原料とすることで有効活用しています。農場では養蜂や養鶏もしているので、ハチミツやタマゴも使えるので、幅広く様々な加工品をつくれます。
果樹でいうとブドウ、モモ、キウイフルーツなどのジャムやユズのマーマレード、など作って、文化祭などで販売したりしています。
例えばブドウでジャムを作ろうとすると、ブドウにはペクチンというゼリー化に関する成分が少ないのですが、作る際にひと手間加えることでブドウとお砂糖だけでジャムを作っています。
🌟作り方を簡単に紹介します🌟
① ブドウの果粒をお鍋に入れてかき混ぜながら加熱し、沸騰したらフタをして弱火で15分位茹でる。
② 火を止め、煮汁をザルなどで濾してタネと果皮を取り除き、果汁を集める。
③ ②で採取した果汁をお鍋に入れ、果肉を適量加えて加熱し、果汁の半分程度のお砂糖を数回に分けて加えながら加熱・濃縮する。
④ 糖度が十分に高まったら火を止め、熱いうちにガラスビンに入れて金属製の蓋を閉める。
⑤ 蒸し器で蒸して脱気・殺菌する。
※ブドウジャムづくりの様子
冷めたらできあがりです。
④の糖度については、私たちのレシピでは65%位まで高めないとうまくゼリー化しないので、糖度計を使っています。市販のジャムに比べるとかなり高いのですが、未開封なら1年位は常温で保存できます。お家で作るなら、コップテストといってコップの中の冷たいお水の中にジャムの雫を落として煮詰まり具合をチェックすることもできます。また、糖度が低い方が良ければ、ガラスビンに詰めた後、冷蔵庫で保存した方が良いです。柔らかめに仕上がったら、ヨーグルトに入れると美味しく食べられます。
今回は加工品について書かせていただきましたが、私たちはいつも加工品を作っている訳ではなくて、春から秋は生産物を育てる実習が多いです。なので、普段は能勢町の(株)ベじたぶるぱーくさんと連携して作った加工品を道の駅などで販売しています。
10/26(土)〜27(日)の販売実習でも生産物と一緒に販売予定なので、ぜひ食べてみてください。
【能勢分校だより Vol.05】いかがでしたか?
私が学校に行った時はまだまだ成長途中だったシャインマスカットやぶどうたちでしたが
大きく美味しそうに育っていて嬉しいです🎵
加工品のジャムもとっても美味しそうです🍀
次回の自然豊かな【能勢分校だより】も是非お楽しみに🎵🎵
★ 能勢分校だより Vol.05 2024/10/11